通信 vol.81 -②(2023年11月7日発行)
JR久留里線で行く久留里名水ウォークを開催して
食とみどり・水と環境を守る千葉県民会議
事務局長 香取雄二
食とみどり・水と環境を守る千葉県民会議は、衰退する日本農林水産業や環境問題などを生産者・消費者全体の課題としてとらえ、共通の利益と要求の実現を図ることを目的に設立され、啓蒙活動としての学習会や農業体験を通じて食と農を学び、同時に飢餓に苦しむアフリカ・マリ共和国への食糧支援として「アジア・アフリカ支援米運動」などを取り組んでいます。
昨年末に開催した「食とみどり・水と環境を考える千葉県民集会」では、小櫃川の水を守る会の鳥海さんと金森さんをお招きし、「上総丘陵がもたらす水の恵みと君津環境整備センターの危険性」と題して、自然が生み先人の知恵と技術がもたらしている久留里の名水とその水源に建設されている産業廃棄物最終処分場の危険性を学んできました。
そして、「その実情を見たい」と声が上がり、8月26日の久留里の名水ウオークを企画して現地スタッフの方々を含めて45名によるイベントを開催することができました。
猛暑の中を丁寧な説明と案内をいただいたガイドさんにより見学した自噴井戸は、豊富な水量をたたえ冷たく美味しい自然の恵みを体験することができました。そして、水源近くには漏水事故を起こしながらも産廃の搬入が続く産業廃棄物最終処分場が存在することに憤りを感じました。
また、参加者アンケートでは、「久留里の名水の成り立ち、千葉の地形をあらためて詳しくうかがうことができて良かった。産廃の話も詳細を聞けて良かった。私の地元でも共有したいと思います」「話には聞いていたが、実際にまわれて見学し水も飲んだりできて良かったです。すばらしい名水ですね」など、参加者一同、貴重な水資源の大切さと一方で進む環境破壊について学ぶことができました。
当会議の発行による通信(10月1日発行)「名水ウォーク」の記事を紹介します。

